門司港で emobile

最新情報要約：　東京出張時にイーモバイルが遅く、動画は頻繁にバッファリング状態となり、視聴にはとても耐えれない状態であった。速度低下を記事にしたイーモバイル利用者のブログも多くあることが判明。門司港でもイーモバイルのスピードダウンは感じていたが、東京でこのような状態であることを考えると、この波が門司港に到達するのは時間の問題であろう。

翻訳会社ソリュテックでは出張が多いため昔からモバイルでインターネットができるシステムとなっていたが、イーモバイルの登場に伴い、それまでのモバイル接続システムを廃止してイーモバイルに切り替えた。

これは北九州オフィスでも言えることで、私がオフィスにいるときは、門司港の東本町で e-mobile （イー・モバイル）を使用している。端末は D02HW。 7.2Mbps対応の端末だが、門司港では、平成20年1月現在、まだ、7.2Mbps のエリアにはなっていないので、3.1Mbps での接続ということになる。

スピード：スピード的には、モバイルの中では速いことは間違いないが、3.1Mbps 接続の場合、インターネット・テレビの Gyao を見るのにギリギリといった所。と書いたが、以下の平成20年5月29日追記のとおり、時間帯によっては Gyao を見るのに不十分なスピードしか出なくなった。

Gyao を視聴すると、最初のバッファリングや途中のコマーシャルで切り替わる際にそこそこ時間がかかる。また、夕方になると、トラフィックが増えるのかわからないが、コマ落ちが発生することがある。これらについては 7.2Mbps対応エリアになれば快適になることだろう。

平成20年5月29日追記：
9時台では頻繁に画像が止まり、使い物にならなくなった。スピード・チェッカによると、下りで約 0.8Mbps （800 Kbps）であった。恐らく、加入者の増加に対して設備の増強が間に合わず、スピードが落ちているものと推測する。

平成20年6月9日追記：
今日は速い。 Gyao の動画も問題なく見れる。スピード・チェッカによると、下りで約 2.1Mbps であった。設備の増強が行われたのか、偶然利用者が少なく「谷」が生じているのか、そこら辺は不明にて暫く推移を見たいと思う。

先日、翻訳会社ソリュテック府中オフィス（東京都府中市）にノートＰＣとともにイーモバイル端末も連れていったのだが、驚くことに、門司港より遥かに遅かった。詳細記事：イー・モバイル emobile スピード・ダウン　府中市で速度低下

門司港より遥かに人口が多いだけに、イーモバイル人口の増加に対して設備の増強が間に合わないのだろう。門司港にいきなりこの波がやって来るとは思えないが、長い目で見れば、東京で起こっていることが門司港に波及する可能性は高い。つまり、門司港でも、スピードが売り物のイーモバイルの命とも言えるスピードが低下する傾向であるということだ。今の状況では、いくら端末を 7.2Mbps 対応のものにしても、全く意味が無い。仮に門司港が 7.2Mbps サービス地域になったとしても、結局、混雑そのものを減らすべく処理能力全体をアップさせなければだめなのだ。

料金体系（イーモバイルの速度低下に伴い記事内容を平成20年8月24日に変更しました）：
今年、平成20年の初頭は、イーモバイルのスピードは快調だったため、送受信データ量の総計が１ヶ月に１００GBほどになるので、ギガデータプランでは到底間に合わず、通常のデータプランで使っていた。→ 上記のように、イーモバイルの速度は遅くなる一方であり、ブロードバンド的な使用に耐えれなくなってきている。このため、イーモバイルは最小限の使用とする方向で、各拠点における ADSL などの非モバイル接続を強化することとする。

問題点：良く切れる。再接続すれば良い話ではあるが、接続してるつもりで接続されなくて、あれー？ということが良くある。どうも、インターネットで調べてみると、この接続が切れる問題には、他の人も悩まされているようだ。早期の改善を期待したい。

平成20年6月9日追記：　継続して 6 時間繋ぎっぱなしにしていると強制終了されるということはあるが、それ以外で切れるということは無くなったようだ。

平成20年8月24日追記：　上記のように、イーモバイルの速度低下は慢性化しているようだ。これは問題視していかなければならないだろう。

所感：翻訳会社ソリュテックでは翻訳の原稿や納品などのやりとりをインターネットで行うことがほとんどであり、重たい（サイズが大きい）ファイルの送受を行う必要が生じることもしばしばである。高速モバイル環境であれば、外出先でも、そのような重たいファイルの送受ができて便利である。

約 5 ヶ月使った所では、上記のようなことはあったものの、今のところ、長時間ダウンするということも無く、大きな不満はない。とは言え、利用者が増えてスピードが落ちるのは勘弁して欲しいので、実のところ e-mobile の設備増強を上回るペースで利用者が増えて欲しく無いといった所である。