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翻訳会社レポート 門司サティ完全閉店



門司サティが平成20年8月をもって完全閉店した。

さて、この門司サティ、確かに建物はボロいし、近所に出来たハローディに大きく見劣りするものの、ハローディが出来た後でも結構健闘していたと思う。

振り返ってみると、1年間ぐらい前は可愛い新人の店員さんが仕事をしていたが、その頃は、まだ活気があった。 しかし、その後、ハローディの開店を待たずして彼女らは突然いなくなり、パートのおばさんが細々と仕事をするようになっていった。

門司サティを閉店に追い込んだのは、ハローディよりもむしろトライアルなのかもしれない。 というのも、トライアルが出来てから、門司サティの客数は目に見えて少なくなっているからだ。 トライアルは門司サティから離れているが、それでも、トライアルに行く人が多かったのだろう。そしてハローディが今年3月に開店して追いうちをかけた。 という構図なのだろう。

さて、そうすると気になるのが、門司サティが完全閉店した後、どうなるかだ。 門司港エリアは発展が見込まれる。 だからハローディも進出してきたのだろう。 そのような中で、単純に完全閉店するのだろうか?

私は、門司サティの建物は老朽化が進んでいるので、建て替えを行い、マイカルではなくイオン九州の店舗として何年後かに再スタートするのではないかと見ている。

門司サティは九州内のサティの中でも異質な存在だった。 九州内のサティは門司サティを除きイオン九州(旧・マイカル九州)が運営しているが、門司サティだけはマイカルの運営である。 にもかかわらず、商品の仕入れをイオン九州が行うという形態を採っていた。 どちらもイオン傘下であるとは言ってもややこしい。 そういう捻れを無くし、建物の老朽化にも手を打ち、ライバル店に対抗できるようにするため、一旦、完全閉店とするのではないか。 いや、そうあって欲しいものだ。

私にとって、門司サティは生活応援スーパーとして大切な存在だった。 多分、それは、多くの門司港エリアの住民にとって同じだろう。 復活を望む。


門司サティの跡地がマイカルからイオン九州に引き継がれて再開発されると良いのだがと思っていたが、イオン九州では大分サティ(大分県大分市)を2009年3月20日に閉鎖するとのことで、平成20年8月頃から景気が悪化する中、10月には米国発の世界同時不況が勃発するなど、消費者の財布の紐は締まる一方の環境の中、暫くは新規の店舗を作っても採算が取れないだろうから、当面、景気が回復するまでは門司サティ跡地の開発は行われないだろうという考えに変わっていった。 景気については、門司港云々というより、もっと大きな政治経済レベルの話なので、いかんともしがたい。     

   

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