翻訳会社ソリュテック福岡翻訳センター 北九州門司分室翻訳会社ソリュテック福岡翻訳センター 北九州門司分室
本文へジャンプ 福岡県北九州市
             


雰囲気良し、交通便利、人気スポット

北九州 門司区・門司港について



翻訳会社ソリュテックの門司分室がある門司港駅周辺の門司港レトロ地区は、対岸に本州の山口県を望む関門海峡に接しています。

関門海峡は、大小様々な船舶が往来する場所であり、航行する船を比較的近くで見ることができます。 また、船長をはじめ操船に携わる人にとって腕の見せ所なわけで、そういった所も見所かもしれません。

夜景も美しく、レトロな建築物がライトアップされ、関門橋や街の灯りがロマンチックに光り輝きます。 それと、サントリー・ウイスキー角瓶のCM「港町 薄暮編」のロケで門司港が使われている訳ですが、門司港の町そのものが一種の味を出していることに気付かされました。 このCMでは、小雪さんの背景として門司港の町を遠景で捉えています。 布刈山の広場から門司港の中心部を見下ろすアングルですが、これがなかなかいい味を出していて、さすがプロの仕事と関心いたしました。

総じて、門司港は、人の心を惹きつける町と言えるのではないかと思います。


さて、今でこそ関門橋や関門トンネルで九州と本州は車や鉄道で簡単に往来できますが、昔、それらが無かった頃は、船舶で人や物を運搬していました。 門司港は、九州の玄関口として国内便はもとより国際便も発着し非常に程栄えていました。

最大の交通機関でした。 特に、門司港は本州の下関と近く、九州と本州を結ぶ交通の要衝であったことから、九州の玄関口として非常に栄えました。

この前、飛行機の機内プログラムの漫才などを流しているチャンネルで、ある人間の動作を 「九州の入り口みたいに」 と言ってました。 そう、ある人間の動作とは 「もじもじ = 門司門司」 。 くだらないダジャレですが、しかし、そんなくだらないダジャレにも登場するぐらい門司は九州の玄関口の地位を保っていると言えましょう。

さて、この門司港、国内交通だけではありません、バナナの叩き売り発祥の地として知られるように、海外物流(大陸交易)の拠点でもあったわけです。 驚くことに、昔は、博多よりも近代的な街だったと言います。 つまり、文化がいち早く入ってくる街だった訳です。 凄いぞ門司港!

そのような玄関口だったので、当然の如く、明治、大正、そして昭和初期には、この地は大変な賑わいをみせていたようで、当時最先端の建築物が建築され、今でも 「レトロな建築物」 として門司港レトロ地区の景観の中に建っています。 それらの建物には国の重要文化財に指定されたものもあります。 美しい門司港駅の駅舎は駅舎で唯一の重要文化財です。

その他にも、旧三井倶楽部(現在はレストランや結婚式場として営業)、旧大阪商船門司支店(現在は市の観光施設)、旧門司市役所(現在は区役所)などが文化財に指定されています。

このように、多くの古い建築物が残ったのには理由があります。 大いなる繁栄の後、関門トンネルや関門橋の開通に伴い、人が滞留せずに通過するようになり、また、国際的な移動手段も船から飛行機へとシフトし、この門司港駅周辺のエリアは、九州や大陸との玄関口の役目を終え、寂れてしまい、古い建築物を建て替えてまで新しいビルを建てる意味が無くなったからです。

しかし、時を経て、現在、この門司港駅周辺のエリアが脚光を浴びています。 門司港レトロ地区を中心に、かつての繁栄が復活し始めています。 事実、平成19年9月に発表された基準地価では、北九州全体の地価がまだまだ下げ基調にある中で、門司港レトロ地区に接する門司区港町の地価が上昇に転じています。

昔、多大なコストをかけて作られた街ですから、都市としてのインフラは整っており、素敵な建物や公園などもあります。 それに駅舎にジャズが流れ、人力車が街を走り、関門橋が映える関門海峡の美しい景色もすぐそばにあるなど、観光の街としての雰囲気も門司港ならではですし、小倉はもちろん、博多や空港へのアクセスも良い。(下記の交通アクセスの項目をご参照ください)


加えて、平成20年3月末、ハローデイ門司港店が、店舗面積1,369平方メートルの大規模店として、門司サティのそばに開店。 生活の利便性が高まりました。

ハローデイ門司港店の出店で店舗間での競争が激化し、今まで、比較的高止まりであった食料品などの生活物資の価格が下がることを期待していましたが、現時点では、その効果は限定的かと思われます。 と、言うのも、ハローデイ・ブランドの商品は他の競合店よりも若干安いのは特筆すべきかもしれませんが、全般的に高めであり、既存の低価格なスーパーとは、ある程度の棲み分け状態となっているからです。 とは言え、確実に地域のシェアを食っている訳で、迎え撃つ側の既存スーパーは戦々恐々とし、今まで以上の努力が見られており、消費者としては結構なことだと思います。

【追補 平成20年6月21日】 門司サティが8月に完全閉店ということを知りました。 この件については、翻訳会社レポート 門司サティ完全閉店 をご参照ください。

尚、スーパーの存在価値は価格だけではありません。 ハローデイ門司港店の場合、比較的高級なものまで品揃えし、夜の10時まで営業を行うので消費者の選択の幅が広がったことは確かであるし、時間的にも便利なスーパーと言えます。 (門司サティは夜の9時で閉店。 食料品コーナーは夜の9時で営業終了。その他のコーナーはもっと早く営業終了。大栄、駅前市場なども夜の9時で閉店。 ) 今まで、夜の9時までに9時閉店の店に行くのが間に合わなかった場合、24時間営業のコンビニか丸和しか選択肢にありませんでしたが、ここに1つ、9時閉店の店に比べたった1時間営業時間長いだけとは言え、選択肢が増えたことは消費者にとって嬉しいことです。

前述のハローデイ門司港店以外でも、翻訳会社ソリュテックの門司分室周辺ではスクラッチ&ビルドが加速しており、新しいマンションやタウンハウスなどがどんどん建築されています。 潮風とロマン漂う港町は、観光スポットというだけではなく、生活の場へと着実に変化を遂げているようです。

更に、 JR門司港駅のページで詳しく述べますが、門司港レトロ観光列車の路線開設であるとか、韓国の釜山港との間での旅客定期フェリー路線開設であるとか、門司港の将来性は大いに期待できると言えましょう。

そう言えば、門司港レトロ地区の路線価は、2年連続でアップしたとか。 当然と言えば当然でしょう。 今までが低く評価されすぎていただけのことです。

門司港は、どことなく英国に似ています。 英国に行かれた方はご存じでしょうが、英国は大英帝国時代の古くて立派な建築物が今でも多く存在します。 その中で、地域にもよりますが、新しいモダンな建築物も見られる。 関門海峡をテムズ河に見立てれば、どうです、そっくりじゃないですか。

門司港に乾杯!




交通アクセス

   門司港〜博多間 
  • 4枚キップが使えますのでソニックなどの特急を利用すると安くて快適に移動できます。
  • 門司港〜博多間は、4枚キップの場合、1枚あたり1200円です。
  • 所要時間は約1時間〜1時間30分。 例えば、平日に門司港から博多に行く場合、門司港 17:16発の電車に乗って、小倉でソニックに乗り換えれば、18:15に博多に着きます。
  • 時間が無い時は、コストはかかりますが、小倉〜博多間を新幹線で移動するという技も可能。 その場合、所要時間は、40分〜50分。 ちなみに小倉での乗り換えで走れば30分で門司港〜博多間を移動できることもある。 さすが新幹線は速い!
   

   門司港〜北九州空港
  • 門司港(レトロ桟橋通りバス停)〜北九州空港は、高速バス(高速道路経由の空港バス)で結ばれています。
  • 所用時間は約40分
  • 現時点では本数が少ないのがネックですが、門司の人口増加に伴い、本数も増えるものと予想されます。

   門司港〜小倉(新幹線乗り換え)
  • 門司港〜小倉は、JRで12分〜13分。
  • 小倉から新幹線で色々な所と結ばれています。

   門司港〜下関(唐戸)
  • 門司港(駅の近くの桟橋)〜下関の唐戸港は小型連絡船で結ばれています。
  • 所用時間は約 5 分。 あっという間に到着です。
  • 本数もあって便利です。

   新門司港〜大阪(南港)
     
   

(著作権)株式会社ソリュテック福岡翻訳センター北九州門司分室全権留保
c2007 SoluTec Co. Fukuoka Translation Centre Moji Sub-office All Rights Reserved.